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2007年4月 6日 (金)

構造勉強週間でした。

今週は正に構造勉強週間でした。まず火曜日には兵庫県三木市にある「Eディフェンス」という国内にも数箇所しかない実物大の耐震実験施設にて鉄骨造の建物を実際に揺らす実験を見学してきました。様々な振動モードを実現できる施設ではあったのですが、今回の振動は小刻みな振動ではありませんでした。たとえるなら映画タイタニックの船上でピアノが動いているような感じでしたが、水平変移が1m以上の大きな揺れであるにも関わらず、建物の構造躯体事態にはそれほど大きな変形がないことに少し驚きを感じました。また私はそれだけのエネルギーがかかるということはものすごい音がするものだと思っていたのですが、これもまた静かなものでちょっと拍子抜けという感じでした。いずれにせよ、実物大の実験を見るということはそう滅多に体験できることではないので、我々設計者が机上の計算からは感じ取れない貴重な見学会でした。

次に水曜日ですが、これは日本建築構造技術者協会の主催する「伝統木造構造における限界耐力計算の講習」に行って来ました。こういうとなんのことやらちんぷんかんぷんかと思いますが、よく巷で聞かれるようになってきた耐震診断、とか耐震補強というものは現在の木造建物においては非常に適用しやすいものではあるのですが、昔の大工さんが作った、太い柱や梁を使ったいわゆる伝統的な木造建物においてはほとんど適応の余地がありませんでした。しかし法隆寺をはじめとした、多くの伝統木造建築は長い歴史の中で数々の地震を耐え抜いてきたという実績があり、今の構造基準に合わないからといって切り捨ててしまうことに、大きな疑問と残念な思いを持っていました。

そんな問題を解決することができるのが限界耐力計算による評価方法でした。これによって今までは「診断不能です。」としかいえなかった伝統木造の建物についても明確に話ができるようになったということは

大きな進歩です。

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電子書籍はでじたる書房

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